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 2021年11月18日(木) 定番で昼休み時間帯に、わが人生を通じて ありがた~い・貴重なひと時です。

 初めて、森のようちえんの健診をした際がこの地でした。当時は若かった丸太がしっかりと朽ちて低くなりました。

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 子どもたちは毎年“更新”され、常に若々しい息吹をまき散らしています。笑顔・大声・動き:それらを浴び続ける小生です。

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 小生の心は、子どもたち一人ひとりと向き合うことで、喜びが満ち溢れるがごとくなのです。

> この度の森の健康診断の写真です。お待たせいたしました!また美声を響かせにお越しください♪

 ? 何故、顔を上げて“無垢な笑顔”をさらしているのでしょうか? 思い出しません。

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 足元を含め、院内と同じ姿で臨みました。晴れ基調の空ですが、肌寒いのは当然です。が、そのことを意識しつつ、あえて、素足・半袖、上衣なしで、子どもたちに向き合えました。子どもたちと同じで、マスクもなし。

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 診察はミュージカル風に歌うがごとくに進めます。その一つに、「大きなお口でぇ・・」と促すと素直に、大口で「アー!」と呼応してくれます。皆が体験する「ヤッホー~!」並みの声量です。時に、余りの大声に、内心、驚くほどです。

 左足で立ち、右手で何やら持って、頭に・・・ : 何してル?!

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 今日のご褒美に、スタッフの手作りの品をいただき、「嬉しいナ♪」パーフォーマンス!

 この後、「ありがとう~!」を主題に、何やら作詞・作曲して、大声のバリトンで歌いました。そう「第九」で歌い上げるがごとくに・・・。自宅ではカミサマなどから、即、嫌われます。余りの大音量ゆえに!が、森では大丈夫!大人は喜び、笑いますが、子どもたちはキョトンとした反応でした。願わくば、子どもたちと合唱したい。勿論、歌唱指導をし、そう輪唱から始めても良いなぁ~。まずは大人・指導する側が音程をきちんとして、子どもたちのオツムを刺激せねば!・・・

 そう、デイサービスの類が病院が入る施設内の ひだまりホール でありますが、指導者からして音程がまちまちで、自身にとってはトホホです。これを聞くのは、町の乳児健診の際で、健診室へ向かう途中に聞こえるのです。

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 側道を歩き、彼女と語らいつつ、子どもたちのフィールドを去ります。

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 子どもたちが居る限り、共にいたいのですが、午後には予防接種があります。「またネぇ~!」

 彼女に病院まで迎えに来ていただいた際、心情を吐露しました。「森での健診が、自身にとっては宝物のようなひと時で、感謝至極です」と。職責は、ほぼ建物の中・院内です。

 実は、今回はじめて、フィールド到着時に、子どもたちの声、姿が皆無でした。健診開始予定の正午前に到着したこともあり、時折雲が流れ、陽光が弱くなることはありましたが、青空基調で、樹木に包まれ、せせらぎの音と歩む際の音以外には静寂な環境に身を委ねることが出来たひと時も貴重でした。

 まもなく、最初に すぎぼっくり さんが山から下りて来て、次いで まるたんぼう さんも。降りて、落ち着いた様子を垣間見て、丸太の端に腰を下ろし、「おいでぇ~!」と、声をかけたら、次々と子どもたちが丸太にまたがり、健診を開始した次第でした。

 劇団四季に学ぶ「慣れ ダレ 崩れ 去れ!」は、自身が子どもと向き合う際の戒め(と言ってもリラックスした笑顔)ですが、この日も、一人ひとりに向き合う際に、感動を覚えつつの診察ができました。

 良い意味での「慣れ」は良いが、「下手に慣れて感動をなくすようでは、舞台に立って、聴衆に感動を伝えることはできない」との劇団四季団員の姿勢です。「ダレ 崩れ」も同様で、それらが保たれないならば、小生は臨床医を辞す時だと、心しています。

 全ては相対! 子どもたち一人ひとりの個性的な育ちを慈しむ・愛しむ姿勢で向き合えている事実は「慣れ ダレ 崩れ」とは無縁であり、結局は子どもたちから生命力・育ちの息吹を浴びせられていると気づきます。森での健診は、森の環境が強化してくれていると実感・確信します。

 感謝しつつ。

 写真を届けていただいた当日 2021/11/30(火) 13:03 : 間もなく、高齢者主体、大人が対象のインフルエンザワクチン接種が始まります。(ン?!小生? 約50年受けたことはありません。子どもたちの診療を通じて、生ワクチンとして、インフルエンザウイルスを浴びているからネ(笑)。

ありがとうございました。

頭の埃落としに使います。 エ、何!「埃が滑って落ちているから、オツムが輝いているんだ」って?!ム、言われてみれば、朝夜の入浴時は勿論、朝・起床時と、病院では昼前、15時頃と、多いと1日4-5回、耳介を含め、頭顔部を石鹸で洗浄している有様で、そう、齢71歳超にして、脂ぎっているゆえ、埃は滑り落ちるか・・・。確かに、良く輝いているオツムです。(笑)

いつも大変お世話になっております!先日の検診もありがとうございました。
また、今回も想いの溢れるステキな記事をありがとうございました!
毎回私も先生の文章を読ませて頂くのを楽しみにしております^_^
いつも先生の子ども達を緊張させない健診すごいなぁ、ステキだなぁと思って拝見しております。今回も先生の一言で子ども達が吸い寄せられるように先生のところに集まって来たので驚きました。私達スタッフもいつも健診を楽しませてもらっています!
今回のツーショット写真、★★が上手に撮ってくれて嬉しいです。楽しい健診の一場面が伝わる写真ですね^_^ありがとうございました。
3回目予防接種が始まりそうですし、これから何かとお忙しい時期かと思いますが、先生が智頭病院にいて下さるだけで安心できます!本当にいつもありがとうございます!!先生、いつまでもお元気でご活躍下さい!
ではでは、また次回の健診を楽しみにしております♪
こそだち舎 ** 11月30日(火) 22:52

ありがとうございました。

これからも、子どもたち・保護者の方々から求められる限り、智頭病院小児科医として、勤めさせていただきます。​私事、智頭病院を辞する機を逸しないように、古希を迎える際に、自戒として備忘録記録を残してあります。今も軸ブレなしです。幸い、身体能力は、現在の方が高まっています。摩訶不思議ですが・・・。かつ、文章の構成力は(才が乏しいので、低水準は止むをえませんが、)着実に速くなりました。つまり、会話をする際に、適切な言葉が(エー、アー、ウー・・・などの)ノイズなしで、発することができて、それをそのまま文字化できる能力です。きっと、評価は困難ですが、情報処理能力、洞察力・判断力も高まり、(良い意味で、そう緊張のない状態での)挑戦力も高まっているのかもしれません。恐れ、躊躇することなく、適切な判断が迅速にできる能力とも言えましょうか・・・。(自画自賛?・自惚れ!:通説的には、是でしょうが、自己評価のみの(他者には分からない)内観です。)

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> 3回目予防接種が始まりそう 

12/6 開催の智頭中学校保健委員会の講義資料[新型コロナウイルス感染症、インフルエンザなどの理解と対応]は、オミクロン変異株がニュースになる前の11/24に送付しました。第6波の襲来、季節性インフルエンザの流行についての質問があり、願いを込めて、(挑戦的・大胆不敵な)私見を書いています。TVで解説する専門家や、政治行政の責任者は、当然でしょうが、fail safe の観点で、(国民の批判にさらされなしように、)備えを十二分に構築することは当為です。

付:追加資料[オミクロン変異株を考える上での資料集 11/29]

 が、例えば、日本人のマスク着用の現状は、「お上の指示通りに従順に、村八分に陥らないように、出る杭は打たれるのを嫌い」“0蜜”環境でも着用を続けている様は異常・異様に見えます。

(上記のこととは無関係に思えるかもしれませんが、常に、問題点・課題を見出だす姿勢は共通しているので、最後に、)子どもたちを診療する際にも、“本物を診る”ために、真摯に(緊張なく、柔らかく、)向き合っています。これまでも、こらからも、子どもたちとしっかりと向き合い、子どもたちからも信頼される臨床小児科医としてあり続けたく思います。

付:智頭病院を辞する機~後段の 関連資料 を目に留めて、上記の姿勢の成果(:オリジナリティの高い質の高い診療成果等)が開示されています。

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この姿勢のおかげで、下記の評価なのか・・・? と、喜んでいます。

> 先生の子ども達を緊張させない健診すごいなぁ、ステキだなぁと ・・・ 先生の一言で子ども達が吸い寄せられるように先生のところに集まって来たので驚きました。私達スタッフもいつも健診を楽しませてもらっています! 

 ありがとうございました。次回の“森での健診”も楽しみにしています。 2021/12/1 05:07 記

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森のようちえん(鳥取県智頭町) “森での健診” [2022/11/17]['21/11/18]['21/6/1]['20/11/19]['20/5/26]['19/5/30

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